明治のはじめ、日本に30年間も滞在し、淀川改修と大阪港築港で大きな功績を残した、まさに関西の恩人と言える、オランダ人技師、デ・レーケ(de rijke)。
そのデ・レーケの物語をわかりやすくマンガにしました。

大阪の町には、行政(お上）がつくったものというよりも、昔から、そこに住む庶民(民間) が自ら私財を投じたり、労力を惜しまず完成させたものが数多くあります。川にしろ道にしろ、橋にしろ、城にしろ、自分たちの町を良くするために、まず、自分たちが行動をおこなさねば…という気風が、大阪にはあるように思います。
　
その大阪らしい「気概」のようなものを、大阪人は代々受け継いでいるものとし、それを潜在的なDNAとしてとらえ、1冊のマンガとして完成させたのが、「庶民の心意気と町づくりの伝統―大阪のＤＮＡ」です。

江戸時代に生きた日本を代表する文人、与謝蕪村。
生涯、故郷である摂津国東成郡毛馬村（大阪市都島区毛馬町）には帰ることがなかったと言われていますが、宝暦元年（1751年）、蕪村は江戸から京都へと移り住み、故郷の周辺に足を運んでいます。

そこで、関西へと蕪村が帰ってきて、ちょうど205年目にあたる年（平成13年・2001年）を記念して「蕪村よふるさとへプロジェクト」を企画し、本書「蕪村と淀川　帰っておいで蕪村」を制作しました。　　蕪村が親しんだ当時の淀川をテーマに構成し、蕪村の故郷への想いが少しでも伝わればと想います。

蕪村について語り、蕪村という切り口で淀川を見ることは、淀川の歴史や文化、人々の生活との関りを見直すことにもつながっていくことでしょう。

来日の予定より1ヵ月ほど遅れて、2000年7月16日、中国四川省より『阪神・淡路大震災の復興に努力する市民に明るい話題を』という任務を、丸い背中に背負い2頭のジャイアントパンダが神戸にやってきました。

来日予定が遅れてしまい、なかなか会えない！　ジーっとただ待っているのは不可能でした。そこで、まわりにいるテディベアたちにパンダへの夢を託した、とっても可愛い物語です。

著者紹介／おかだゆかり　 1994年にテディペアアーティスト東一恵莉子と、テディペアを通じて「夢と希望とそれを叶える勇気」を発信することをモットーに創設したテディベア・プランドErikoFactoryにて、展示プロデュース、総合マネージメントを手がける。 2001年5月、大阪市立美術館において開催された「夢・BUSON・イメージアート展」にて大阪府知事賞受賞。

「第3回世界水フォーラム」・「世界子ども水フォーラム」アフターフォローキャンペーンとして2003年5月に開催された日本最大規模「かっぱダービーＩＮ淀川」のグッズです。

※かっぱダービーとは、魅力的な「かっぱダービーin大川」を実施することにより、飲み水の問題や水辺環境、農業、災害など、人間の生存にとって不可欠な「あらゆる水問題」を積極的に考え、再確認するきっかけをつくり、多くの方々に関心を持ってもらうことを目的として開催しました。

みなさんは大川（旧淀川）に「かっぱ伝説」があるのを知っていますか？　日本全国「かっぱ」にまつわる話はあっても、私たちの住む大阪にもそんな伝説があったなんて…。
そこで、そのかっぱ伝説をわかりやすくしたＤＶＤ「カッパ達が帰ってくるきれいな川をつくろう　〜カッパ伝説〜　帰ってきた源八カッパの巻」が、遂に出来ました!!　どんなストーリーなのか気になるって？　では、ほんの少しだけ紹介しちゃいましょう。
むか〜し、むかし、源八橋のあたりに先祖代々住んでいたという「源八かっぱ」。しかし、源八は大好きなふるさと・大川を去ってしまう…。何があったのか!?　そして１００年ぶりに懐かしのふるさとへ帰ってきた源八を待っていたものは!?　
気になる続きは、ＤＶＤで！